オタクが「オタク趣味」で何が悪いんだ!!

今週の週刊ポスト(7/23号)の橋下弁護士の連載から引用。
ちょっと長文になります。

植草さんが“セーラー服趣味”で何が悪いんだ!!
前略〜
家宅捜索をされて、セーラー服や、それを女の子に着用させた写真、正規に販売されている盗撮モノのビデオが出てきたらしい。植草さんは「オフィシャルとプライベートをきっちりと分けていて、プライベートに関しては何もいいません」とのこと。趣味に関しては放っておいてくれってことだよね。
〜略〜
検察は物証が無い分、植草さんの性癖を強調することによって、“こんな性癖の持ち主が痴漢をやっているのは間違いない”との心証を裁判官に抱かせようとした。検察の立証活動として、それはやむを得ない。そして“まともな”スケベ感覚を持ち合わせていない裁判官なら、単純に有罪との心証を抱くんだろうね。
〜略〜
 それにさ、そもそも男は皆、どスケベで、可愛いセーラー服の女の子がいりゃあ、法律で罰せられない限り、スカートの中を覗きたいと思うのが普通だろ。捕まる可能性があるからやらないだけだ。そういう“スケベパワー”が仕事への活力を生み出す。仕事をバリバリやっている人は皆、どスケベだよ。
 そんな人が法律に触れないように、プライベートでガス抜きをするのは当然のこと。そういうスケベ行為を疑似体験することで、やってしまいそうなことを抑える。これも理性的行動の現れだ。
〜略〜
 つまり、植草さんのセーラー服趣味を、覗き行為を立証するために明らかにすることはやむを得ないけど、セーラー服趣味自体には何の問題もない。パンチラ写真も成人の女の子に制服を着せて、同意を得た上で撮っていたのなら全く問題無し。盗撮モノのビデオも正規に販売されているものなら何が悪いんだよ!
 プライベートでこのような趣味があるから「痴漢もやるんじゃねえか」と考えるのは早計で、こういう趣味によって男の本能的なスケベ願望を擬似的に満たすからこそ、「わざわざ法に触れる痴漢はしないんじゃないか」って考えることだってできるんだよ。

とりあえず、長々と引用しましたが、なぜこれを引用したかと言うと、書いてることは二次ロリオタが言ってることと同じなんですよ。
そして、二次元にしか興味なければ、実際の少女に手を出さないですからね。
橋下弁護士は植草氏の趣味がある程度理解できるから、こういうことを書くのであり、理解できない趣味については一般的に否定的になりますね。
今回の、橋下弁護士のコラムを読んで、ポストの読者層である男性サラリーマンは納得するでしょうが、女性はあまり納得しないでしょう。それはその趣味が理解できないからなのです。
それこそが、高崎の事件の時に私が危険を感じていた部分です。
オタク趣味が一般的に理解できないのはわかりますが、法に触れてない部分まで規制しようとするのはどうなんだろうかと言うことなのです。もちろん、未成年が買うことを禁止してるの物についてはちゃんと売らないように現在でも規制をし、売った方が罰金を払わないといけないことになっています。
成人したオタクがガス抜きするものを、否定しないでいただきたいなと。それも気持ち悪いとか、理解できないということだけで。
まあ、ぶっちゃけると、法に触れず、他の人に迷惑をかけなければ、人の趣味をとやかく言うのはやめましょう。ということなのです。
まあ、他の人への迷惑というのが微妙なのですが^^;
見た目が見苦しいとか、見なけりゃいいこととかは迷惑扱いして欲しくないですね。見た目が気持ち悪いとか。
まあ、独り言言ってるとか、エロ本、電車で読んでるとかだったら言われてもしょうがないですが、感情論だけは勘弁してくださいませ。