ヘルパー氏のサイト閉鎖だそうで。

昨日、閉鎖だったようですね。
Blogの方は見たことがありますが、サイトは見たことがなかったです。
閉鎖文読みましたが、突込みどころ満載ですね。
例えば、

また、私がお手伝いをしていた『新潟県中越地震への緊急募金』も、同年11月26日に、全額が日本赤十字社新潟県支部に送金され、イベントとしては完了しております。
閉鎖文より引用。

イベント [event]
(1)行事。催し。
「―情報」
(2)スポーツで、種目。一勝負。エベント。
「メーン-―」

event
━━ n. 出来事, (大)事件; 場合 (case); 成り行き, 結果; 【スポーツ】種目, (番組中の)一勝負, 一試合; 【コンピュータ】事象, イベント.
gooの辞書検索での検索結果から引用。



なんというか、「イベント」という言葉は、この場合間違ってる気がするんですが。
チャリティイベント(例えばライブとか、コンサート)という使い方はあると思うのですが、
緊急募金を「イベント」というのは違いませんかね。
どうも、同人をやっていると、「イベント」だと即売会とかのイメージがあったりもします。
ヘルパー氏は同人活動はされていないはずですので、そういう意味ではないでしょうけどね。


さて、それでは本題です。(以下の引用は閉鎖文にはありません。念のため)

蓋文章經國之大業、不朽之盛事。
年壽有時而尽、榮樂止乎其身。
二者必至之常期、未若文章之無窮。


文章は経国の大業にして、不朽の盛事なり。
年寿は時有りて尽き、栄楽は其の身に止まる。
二者は必ず至るの常期あり、文章の無窮なるに若かず。
「典論論文」より引用。

ヘルパー氏のサイトの名前の元になった魏の文帝(曹丕)の文章です。
すさまじい意訳をさせていただきます。


文章は大事なもので、後世まで残るものです。(本来の訳だと、文章は文学・詩文の意味です)
ネット上から姿を消したとしても、発言を消したり改竄したりしても、
自らがネットに上げた文章はいつまでも残ります。



わざと悪い方向に意訳しましたが、本来は、こんな訳ですね。
「文学は国の経営にとっての大事業*1で、滅びることがない偉大な仕事である。
寿命は時がくれば尽きるし、栄華は生きている間の自分の身だけのことである。
この二つには必ず終わる時が来るので、文学が永遠であることには及ばない。」


私は自らが正義だとも思っていませんし、間違わない人間だとも思っていません。
ですから、「間違ったらキチンと謝罪し、訂正する。」これを心がけるようにしています。
なかったことにするわけではありません。
Blogは簡単に修正できますので、謝罪や説明がなく修正すると、改竄しているように取られます。
(まあ、誤字とかなら修正しても問題はないですが)
謝罪する時にぐだぐだと言い訳をすると、悪いと思っていないと思われてします。
これは以前の雪印の社長とかがいい例ですね。
真摯に謝罪すること(ヘルパー氏)と、質問にちゃんと答える(管理人氏)。これだけのことなんですけどね。
まあ、質問がたくさんの人から来ていると大変ですが、Q&A形式でサイト上で答えればいいと思います。
そうすれば、メールの返事に時間を取られることもないと思います。
多分、質問されている内容もほとんど同じようだと思いますからね。
(他に質問されている方々がおられますので、私はメール等のアクションをしていません)
あと、発言が二転三転するようだったら、落ち着いてから発言したほうがいいと思います。


引用が多くて長文になりました。読みにくかったらすみません。

*1:国の経営に匹敵する大事業という訳もあります