追記:アンソロジーということで、思い出したこと。

CAプランニング(現、CAP出版)について少し。*1
今の状況はわかりませんが、書店としては非常にいい条件の出版社でした。
直取引で、20冊以上だったか30冊以上だったかの注文で、宅配便での配送となりました。
委託なのですが、取次を通す出版社のコミックと条件が違っていました。
通常、取次から本を仕入れると委託であっても翌月に支払いがあります。
返品をして、その分の金額が返ってくるのは約3ヶ月後ぐらいだったと思います。
そのため、どうしても資金がショートしてしまう書店が出てきて潰れたりします^^;
CAプランニングの場合は、月末に在庫を調べて売れた分だけ支払いをするという形でした。
これだけでもかなり資金繰りは楽です。
返品については宅配便で返送となるので、その分の送料はかかりますが、
売れない本だけ返せばいいので、ストック棚がある限り、
そんなには返品の経費はかからなかったと思います。
で、確か掛け率が70%だったと記憶しています。
一般のコミックは77%〜80%ぐらいですので、これは本としては破格の条件です。
ちなみにキャロット出版もCAプランニングから注文書が一緒に来ていたので、
同じ系列の会社だと思います。

*1:この項は完全に記憶だけで書いているので。細かいところは正確ではないと思いますがご了承ください。経理関係は担当違ったりしましたので正確に覚えてませんので^^;